• 初めてのフリーランス-準備

  • エンジニアが初めてフリーランスになられるときには準備が必要です。

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初めてのフリーランス-準備

フリーランス(個人事業主)になるためには事前準備が重要です。健全な退職、個人事業主届け出、金銭管理、確定申告に備えた経費管理などフリーランスになる前の準備について、プロジェクト参画までのプロセスについて説明いたします。

ご家族への報告について

フリーランス(個人事業主)になられることを貴方はご自身の強い気持ちをもってその道を選択された事と存じます。 ご自身一人で固い意思で決められた道であっても、ご家族(ご両親、妻[夫]、子供)への事前報告をすべきだと強く思います。 この報告時に只自分で決めた事だから、只大丈夫だからの報告だけで良いのでしょうか?

ある程度具体性があり実現可能な計画を持った内容を説明することがご家族への誠意かなと私個人は思います。 家族に余計な心配を掛けたく無いと思う気持ちは分かりますが、ご家族にキチンとやるべき行動計画と金銭管理を説明し、 計画と現実のギャップが無いかWチェックして頂く事が大変重要な前準備の1つです。

堂々とご家族にフリーランスになることをどのような形でも報告して、家族に応援される心地よいスタートを切って下さい。

会社への退職届について

本読者が仕事(会社員、アルバイト等)をしている前提で説明いたします。 現在就業されている会社に対して、退職前1ヶ月前に仕事の上司又は総務部などの部署に相談ベースで退職の意思を前もって伝えます。(「退職願」と呼びます。) この退職前1ヶ月前の期間は、就業先の就業規則によって異なります。 会社の就業規則を確認して下さい。就業規則がお持ちでない場合には、総務、人事部に相談して就業規則を確認します。 退職願は、書面にする必要はありません。口頭で退職の主旨を上司に報告します。 このとき、上司(及び総務部)が退職の承認と退職日を決定します。 この退職願のプロセスで重要な点は、「就業規則」に従ったプロセスを則り行動し関係者にコンセンサスを得る事です。

上司が退職の承認と退職日が決まったら、会社との合意をした「退職届」を書面で提出します。 書面の様式は、会社の総務、人事部から確定した様式を要求される場合と貴方が決めた様式で良い場合があります。 貴方が記述する場合には、提出日、お名前、捺印、部署名、退職届の本文、退職日、届け先(会社の代表取締役宛)を明記し、提出します。 念のため、提出した退職届のコピーは手元に控えておいてください。

退職前1ヶ月

自分が会社を退職する旨と退職日をある程度ご自身に良くして頂いた仲間(上司、同僚、部下)には軽くお話した方が良いでしょう。 仕事の引継ぎ作業が円滑に進行できる上、多くの人は退職日前後に慰労会を貴方のために開いて頂けます。 退職日1ヶ月の過ごし方ですが、会社によってその対応が異なります。 多くの場合には、貴方の業務を関係者への引継ぎ期間にあてられます。 次のフリーランスになったときに心地よいスタートを切るためにも、退職する会社でのやり残しが無いように頑張って下さい。 また、有給休暇制度の消化方法について会社によって異なります。有給休暇を給料として換算してくれる場合もあれば、 有給休暇を退職月の1ヶ月以内で適度に消化する場合もあれば、忙しくて消化し難い場合もあります。 この有休消化については、会社の総務部に問い合わせをして下さい。

金銭管理

どの会社どのエージェントサービスを選択しても、案件が確定して実際に実稼働してから入金日までの日数は、サービスや案件によって異なりますが、凡そ以下の期間を考慮する必要があります。

  • 商談までの営業期間(最低1週間~1ヶ月)
  • プロジェクト参加月1ヶ月(月末締め)
  • 締め日から入金日35日前後

合計すると営業期間を除いても、最低2ヶ月~3ヶ月を収入なしで生活しなければなりません。 実際には、最後の給料日が1ヶ月分あったり、退職金がでると思いますが、その収入は全ていざという時の蓄えに備えておく必要があります。

貴方がご家族と生活する上で入金日までの2~3ヶ月の期間の出費を全て漏れなくリスト化して下さい。

ここで重要な事は、家賃、光熱費、通信費、食費、学費など諸々の明細を不足無く多少多めに計算して、 毎月最低限の出費と予想した出費を算出しておく事です。これを2~3ヶ月分で計算します。

また、貯蓄状況によっては、ご家族(ご両親、妻[夫])に万一が起きた時の借り入れをできるネゴを取ることもリスクヘッジとして重要です。

このような入金日までのプロセスは「LausolEngineer」サービスでは真摯に質問にお答えしますので、是非アドバイザーまでご相談下さい。

スキルシートの作成

退職前1ヶ月頃から退職直後にプロジェクトに参画できるようにLausolEngineerサービスのような エージェントサービスに対して事前に営業代行を依頼します。 この依頼時には、どの会社のどのサービスでも営業には、スキルシート(職務経歴書)が必要になります。 LausolEngineerサービスでは、メニューより[ダウンロード]-[スキルシート]に様式を用意しております。 スキルシートの記述形式に従い、社会人になられてから退職月までの職務経歴をスキルシートに記載します。 スキルシートは、ご利用されるエージェントサービスなどに提出する準備をします。

個人事業主用銀行口座の作成

退職前1ヶ月頃からフリーランスの売上管理及び経費管理用の銀行口座を作成します。 この銀行口座の役割は、収入(売上)と課税所得を分ける事が大きな目的です。 毎月に収入に対して、経費(国民健康保険、国民年金、通信費、交通費、その他経費)を支払い、予め想定される課税額を通帳に残します。 その課税と支払経費をキチンと残した上で課税所得(自分に対する給与)を自分の主銀行口座に決まった額だけ納めます。 このように個人事業主用の銀行口座は、極端な話そのまま税務署に提出しても問題ない会社(個人事業主)のお金を管理します。 自分が家族や自分に自由に使ってよい課税所得は、主銀行口座で管理します。 このように明確に2つの銀行口座を使い分ける事で、収入と所得、経費と私事の支払いを明確に分ける事を目的とします。

エージェントサービスの個別相談会

どのエージェントサービスも1ヶ月前からでも案件情報の提供や営業代行を前もってご連絡頂く事で事前にアドバイザーが動くことが可能です。 どの会社のどのサービスを利用するかをWebで下調べを行い、幾つか候補を選定します。 スケジュールを調整し、各会社の個別相談会に来社し、アドバイザーの人柄、ご要望、ご不明点を確認します。 その選択肢の1つに「LausolEngineer」をご利用頂けたなら幸いに存じます。

営業活動

営業活動は、退職日1ヶ月前から動いた方が入金日までの期間が長くならなくて良いでしょう。 エージェントサービスの個別相談会で納得した会社のサービスを選定し、貴方のご要望(実際に稼働する初日、環境、場所、技術、単価など)をアドバイザーに伝えた上、 サービスの不明点もコミュニケーションを多くとり、退職月翌月に稼働する案件活動をしてもらいます。

プロジェクトの内容は商談で御自身が納得いくまで見聞きして確認する事が大切です。 プロジェクトに入って納得するかどうかは至る所はプロセスでどれだけご自身を納得できるかに尽きると思います。

はじめてフリーランスをされる方は、最初の案件は大変迷われると思います。 その案件が良いか悪いかは実際プロジェクトに参画してみなければ何とも言えません。 また、ご自身にとって良いか悪いかはプロジェクトを経験して仕事が終わってみて総合的に評価できるものです。

私は、全て経験と出会いだと思っています。商談の際にはプロジェクトのリーダーが参画するケースが多いです。 そのお会いしたリーダーの人柄を視てプロジェクトの条件や状況をお伺いした上で「手伝いたい、やりたい、頑張りたい」と思ったらそれで請けるようにしています。

商談~契約

商談において顧客からプロジェクトの参画要請があり、諸条件の契約事項を確認の上、「基本契約書」「機密保持契約書」「注文書」を締結します。 プロジェクトに参画することの契約を交わした後は、プロジェクトに参画することが契約事項に該当しますので、 各種契約書にサインする前に全ての条件をクリアにしてからサインして下さい。

退職日当日

退職日当日は、今までお世話して頂いた上司、同僚、部下などの関係者の方々に挨拶をします。 そして、会社からの借用物(名刺、文房具、PC、その他)を一式返却します。また私物の物は自宅に持ち帰ります。 また、「健康保険証」も忘れずにきちんと会社の総務部に返却して下さい。 借用物や返却物に関しては、総務部がチェックシートなどを印刷して退職前数日前には渡して頂けます。 チェックシートが無い場合には、漏れが無いように総務部に事前に問い合わせて下さい。

また、退職後の会社からの残支給(退職月の給料日、退職金の支払日)や受領物(離職票、健康保険資格喪失証明書、源泉徴収票)について退職日当日まで確認します。

最後に、ご自身が利用していた机、椅子等全ての物の掃除をして心地よい締めをしましょう。

国民健康保険、国民年金

退職日翌日からプロジェクトに参画している場合がありますが、 プロジェクトに参加しても役所への届け出は必ず必要な手続きなので、ご家族が代理で対応できない場合には、 現場リーダーのコンセンサスを事前に得て午前半休などを取得して、貴方がお住まいの区役所又は市役所に国民健康保険と国民年金の届け出を行います。 役所に出向く際には、「印鑑」「離職票」「健康保険資格喪失証明書」「身分証明書(免許書、個人番号カードなど)」「年金手帳」を忘れずに持参下さい。 国民健康保険及び国民年金への届け出は共に会社の退職日から14日以内となっております。

個人事業の開業届出

国民健康保険、国民年金の届け出と同日又は別日に午前半休をとり、 貴方がお住まいの地域の税務署に「個人事業の開業届出」を行います。 税務署に出向く際には、「印鑑」「身分証明書(主に個人番号カード)」を忘れずに持参下さい。

まとめ

色々と手続きや準備が必要な事がご理解頂けたかと思います。 面倒な事ですが特に金銭管理や通帳の管理方法などは年末の確定申告にも重要になってきますので確り行いたいです。 また、初めてフリーランスになられる方が計画的な充実したエンジニアライフをして頂けたら幸いです。