• エンジニアがスキルアップするために必要な4つのこと

  • エンジニアのスキルアップは、「読む」「考える」「書く」「検証」です。

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エンジニアがスキルアップするために必要な4つのこと

エンジニアのスキルアップに最も大切な事は、「活字を読む」「考える」「字を書く」「検証」この4点だけです。

特に秘伝の巻物とか秘伝のセミナーとかに受けるとか、我が社に伝わる秘蔵の情報とか、これさえあれば一流エンジニアなれるというものはありません。

最初に活字を読むという事ですが、「活字」であればなんでも良いです。 貴方がどのような立場、キャリア、環境で仕事をされていても言えることは、 エンジニアとしてのスキルアップには、1文字でも多く1冊でも多く優良書籍を読み漁る事です。

活字を読む行為は、字を読みます。知らない単語が出てきます。すると自分でその意味を理解するために調べたり、考えたりします。 そして、書籍を通じて筆者が読者に伝えたい主旨や技術を理解するように努めます。 この行為により、考えたり、物事を整理したり、想像したりと常に脳を働かせます。

スポーツ選手に例えるならば、競技に問わずスポーツ選手がマラソンや短距離走で基礎体力や瞬発力を高めているとの同じです。 一流のスポーツ選手はこの基礎体力維持及び向上となる基礎的なトレーニングを日々欠かしません。

それでは、具体的にどのような書籍を読めば貴方のスキルアップに繋がるかという事ですが、 活字であれば全て無駄にならないというのが結論です。 その上でのお勧めは、現在の仕事で必要と思われる技術の関連書籍を読み漁る事です。

そして、その書籍をどのように探すべきかといえば、紀伊国屋書店など技術書や専門書が比較的多く扱われた書店に週末出向きます。 予算を決めた上で、2時間近く立ち読みします。 その上で例えば、Javaプログラムをテーマとした場合には書店に並んだ全てのJavaの書籍を流し読みします。 Javaプログラムでも最低30冊の書籍がありますので、その中から自分の中で書籍選抜戦を行います。 バラバラ読み流しながら、30冊を10冊に絞り、更に読み流し現在の仕事を照らし合わせて10冊から最後の1から数冊に絞り込みます。

最近では、インターネットのAmazonなどで客観的評価値がありますが、自宅まで配送してくれる便利なECサイトは利用しません。 理由は簡単で評価している人の力量と貴方の力量とはマッチするとは限らない上、評価値で書籍を選ぶ人は人の意見に流されやすく 自分で自己判断を放棄するからです。

だから、仕事で忙しくて時間が取れるか取れないかの中、書店に立ち寄って貴方の厳しい目線で選択した方が自分にとってプラスになる書籍を選択する可能性が高いのです。

書籍選抜戦の良い事は、複数の書籍を無料で選別できる上、2時間程度もの間顧客や店員さんが居る中、集中して読書をしてることです。

時間に概算すると更にその差は良く分かります。 1日1時間だけどんなに忙しくても書籍を読むエンジニアが、1日30頁分毎日欠かさず読むとしましょう。 すると月次に換算すると30日×30頁=900頁、年間に換算すると900頁×12ヶ月=10800頁にもなります。 1冊400頁の書籍だとしても、何もしない人と比較して実に27冊(文字数で650万前後)もの差がでます。

2番目に重要な事は書籍を読む際に、考えながら読む習慣を付ける事です。 読みながら、常に「何故そうなりますか?(so What)」と「根拠は?」「これって最善?」などと考えながら読みます。

考えながら読む習慣で良い事は、自分でもきちんと書籍の内容について最低1回考えているので、 否が応にも書籍に記載された単語や意味、論理が記憶されます。

直近の仕事に関係しなくても、その1度書籍で読み考えた内容は点の知識となり、 改めて仕事で実践する場があったときに初めて点と点が結びつき線の知識となります。

この考える作業が、仕事において想像力となり、仮説の仕事の仕方が自分なりに定義できます。 その上で、実践である仕事を積み重ねることで検証となり仮説の真偽が確認できます。

この辺りの考える技術は、大前研一さんや橋本徹さんの出版物に目を通す理解しやすいかと思います。

3番目に重要な事は、テーマを絞って読んだ書籍、考えた内容から自分が分かり易い自分の巻物を作る事です。 この巻物は、ブログ、Excel、Word、テキストファイル、html....なんでもよいです。 整理整頓して要点を抑え、自分のノウハウとする事です。 更に想像力を働かして、そのテーマを知らない人に教える教材を作る気持ちで作業して下さい。 この字を書く事は、仕事において、設計書、マニュアル、プレゼン資料、プログラムなどドキュメントを構成するときにとても力を発揮します。

ここで重要なのは拙い内容でも誤字脱字があっても構いません。自分の今の力で自分の表現で記載して下さい。 一番訓練にならないのは、「コピペ」です。 仕事では時間を短縮する上でファイル、文字などの「コピペ」を行います。 ただ、これは1度自分なりにきちんとその内容を理解して、何も無い白紙の状態から出版物を起こせて初めて理解していると言えます。 コピペは何の訓練にもなっていない事を理解して下さい。

最後に重要な事は、技術とは動作検証することです。 例えばWeb3階層(Webサーバー、Webアプリケーションサーバー、DBサーバー)のアプリケーションに関するテーマを勉強していたら、 自分で時間を欠けてもWebサーバー、Webアプリケーションサーバー、DBサーバーを自宅のPCにインストールしてサンプルを作り、 動作確認してその挙動を確認する事です。

技術によっては、会社の環境でしかできないことがあります。その場合には、自分が検証する時間が楽しく勉強になるのであれば 会社の就業規則を鑑みて、上司と相談んした上で就業時間に勉強時間を設けることです。 技術は1つ1つの丁寧な検証とその結果から自分の技術に繋がります。

長くなりましたが、1日1時間でも毎日、週末4時間だけでも毎週コツコツと自分のスキルアップのために勉強する。 そして今年1年コツコツ努力した結果は、必ず翌年及びそれ以降に自分の成果として必ず見返りがあります。